産後の身体はホルモンバランスやストレスなどの影響でとってもデリケート。特に「乾燥の乾燥」に悩む方が多いようです。
最も手軽で効果がわかりやすい乾燥肌対策として基礎化粧品を見直しが考えられます。
乾燥肌に良い化粧水の選び方のポイントは、高保湿成分が入っていることが大切です。
特にセラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸、スクワランなどの成分が配合されている化粧水は保湿力が高く、使うたびにしっとりと水分があふれる肌への変化が感じられます。
また、産後ママはお肌がとてもデリケートになっています。できるだけノンアルコールや無香料、無着色など、肌への負担が少なく、低刺激のものを選びましょう。
この記事では初めてでもお試ししやすい価格帯のプチプラ保湿化粧水を3つご紹介します。
ナチュリエ「ハトムギ化粧水」
@cosmeのベストコスメアワード化粧水部門で2017年、2018年と連続で第1位獲得! 他にも数々の雑誌でも賞を受賞している大人気定番プチプラ化粧水。
500mLで650円(税抜)というコスパの良さは最強! この値段なら顔だけでなく、乾燥が気になるボディ全身に気軽に使えますね。
とにかく忙しいママは洗顔後にハトムギ化粧水で肌を整えたあと、コットンにたっぷりとハトムギ化粧水を含ませたコットンパックがおすすめです。パックしている間に一緒にお風呂に入った赤ちゃんの着替えとお世話を済ませれば、化粧水が肌によくなじんで水分量がグッとアップします。
水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
主成分は12種類のアミノ酸が含まれているハトムギエキス。アミノ酸はもともと肌に存在する「天然保湿因子(NMF)」の主成分で、お肌のバリア機能を正常に保つ働きをしてくれています。
さらに「ハトムギ化粧水」は無香料・無着色・オイルフリー・界面活性剤フリー。高コスパなので惜しみたくたっぷり使って肌本来のうるおいを取り戻しましょう!
和光堂「ミルふわ ベビージェルローション ポンプタイプ」
ミルクやベビーフードでママの認知度も高い和光堂のスキンケアラインからリリースされている赤ちゃんにも使えるベビーローションです。
水、グリセリン、BG、ラフィノース、水添レシチン、イノシトール、セラミド3、フィトステロールズ、ベタイン、ラウロイルリシン、ポリクオタニウム-51、グリチルリチン酸2K、トコフェロール、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、水酸化K、EDTA-2Na、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール
参照:https://www.wakodo.co.jp/product/special/nyuuyouji/skincare/milufuwa/
母乳にも含まれ、肌への保湿効果がある成分のオリゴ糖(ラフィノース)・リン脂質(水添レシチン)・イノシトール(保湿成分)を配合し、さらに保水バリア成分であるセラミドやアミノ酸系保湿成分も配合しています。
また無香料・無着色・パラベン無添加・ノンアルコール・無鉱物油と低刺激へのこだわりは、さすが和光堂。ジェルタイプで肌にすっと伸びてうるおうのに、べたつきません。
ジェルタイプの他にミルク(乳液)タイプのローションもあるので、しっとり感を求める方にはこちらもおすすめです。
ももぷり「潤い化粧水」
桃のような可愛いピンクのパッケージで、ほのかに甘いフレッシュピーチが香るももぷりの化粧水。
「スキンケアタイムは良い香りで癒されたい!」というママにおすすめの化粧水です。
水、DPG、グリセリン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、アルギニン、エンテロコッカスフェカリス、コーン油、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、パルミチン酸レチノール、ヒアルロン酸Na、フィトステリルグルコシド/グルコシルセラミド、ベルガモット果実エキス、メチルグルセス-20、モモ葉エキス、酸化銀、BG、PCAイソステアリン酸グリセレス-25、オレイン酸Na、キサンタンガム、キシリトール、クエン酸、クエン酸Na、フィチン酸、ラウリン酸ポリグリセリル-5、香料
塗る乳酸菌「EC-12株(エンテロコッカスフェカリス)」と桃セラミド(フィトステリルグルコシド/グルコシルセラミド)配合で、まるで桃のようにぷりぷりで弾力があり、うるおったお肌に導いてくれます。
テクスチャーは少しとろみがあり馴染みが良く、乾燥した肌を優しく包んでくれます。
産後の乾燥肌には「保湿タイプの化粧水」がおすすめ
産後の乾燥肌はホルモンバランスの乱れや寝不足、ストレスが原因です。
肌荒れ、乾燥、シミなどの肌トラブルは産後1年ほどかけて回復していくと言われていますが、乾燥して肌がピリピリしているのに1年ものんきに回復を待っていられないですよね。
「1年も待てない……」そんなママにおすすめなのが、毎日使う化粧水の見直しです。
肌が乾燥しているときに、産前から使っていた化粧水が肌にしみたりしませんか? 実は美白やシミなどに効果のある美容成分には、肌に刺激を与えてしまうものも少なくありません。
乾燥で肌にダメージがある場合は「美白」や「エイジングケア」目的の基礎化粧品は逆効果になってしまう可能性もあるため、まずは保湿タイプの化粧水で肌本来の水分量を取り戻しましょう。