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あの人気美容成分がNG!?産後肌荒れの原因になりうる意外な成分5選

2020年8月27日

基礎化粧品を選ぶとき、しっかりと成分を確認したはずなのに、実際に使っていると肌がピリピリしたり、赤みが出てしまったりしませんか?

実は、お肌に良いと言われる美容成分の中には敏感肌には刺激の強いものも多いのです。

特に産後は肌が敏感になっていることが多いので、肌への刺激を感じやすくなっています。

この記事では意外と知らない、肌荒れの原因となる化粧品成分を解説します。

産後の乾燥肌で避けるべき意外なNG成分

1.エイジングケアの味方とされる「レチノール」

ここ数年、エイジングケアに効果があるとして注目を集め、レチノール配合の化粧品が多く発売されています。

レチノールとはビタミンAの一種です。ビタミンAはレチノール、レチナール、トレチノイン(レチノイン酸)の総称ですが、人間の血液中にあるビタミンAの大半を占めるのがレチノールなのです。

ビタミンAは肌のターンオーバーを加速させると言われていて、毛穴の引き締め、ニキビや小ジワ、さらにはシミやたるみにも有効であると言われています。

しかしレチノールは新しい角質への生まれ変わりを促進するため、ヒリヒリとした刺激を感じたり赤みや肌の痺れ、乾燥を感じる人もいます

またレチノールは紫外線で壊れやすい成分です。そのため日差しが強くなる季節になると肌が炎症やかゆみを感じる方も少なくないようです。

特にホルモンバランスの急激な変化が起こっている産後ママは、レチノールが刺激となってしまい、肌荒れの原因となる可能性が高いと言えます。

肌荒れが気になる時は、レチノールが配合された化粧品は一旦おやすみして、肌の状態が落ち着いてからエイジングケアを再開するようにしましょう。

2.シミやシワ、毛穴に効果的な「ビタミンC誘導体」

ビタミンC誘導体とは、肌への吸収が悪く、光や熱で効果を失ってしまうビタミンCに安定性や持続性を持たせた成分です。

メラニンの生成を抑制し、美白効果やシミの予防、毛穴の黒ずみに効果的です。またビタミンC誘導体にはコラーゲンの生成を促す効果もあり、肌の新陳代謝アップを助けてくれます。

比較的安価な化粧品にも配合されているので、幅広い年代の女性から支持を集めている美容成分です。

しかしビタミンC誘導体には皮脂分泌抑制効果があるため乾燥しやすい肌になったり、刺激を与えてしまうこともあります。

産後、乾燥肌・敏感肌になっているママは、ビタミンC誘導体が不使用の化粧品、または濃度が低いものを選ぶのが良いでしょう。

3.美白成分「ハイドロキノン」

シミケアを目的とした美白化粧品の中でも特に人気の成分「ハイドロキノン」。

日本では2002年に認可されてから、医薬品だけでなく市販の化粧品にも配合されるようになりました。
他の美白成分が、シミの原因となるメラニンを作る工場「メラノサイト」に働きかけ、シミを作りにくくするものなので、今後シミができないように予防することしかできません。

しかし、ハイドロキノンはすでにできてしまったシミを漂白する効果があるため、シミ悩みの解決方法としては絶大な人気があります。

ハイドロキノンを使っている方は理解しているとは思いますが、ハイドロキノンはかなり刺激が強い成分です。特にハイドロキノンが4%以上配合されたものは特に刺激が強く、皮膚がかぶれやすいと言われています。

ハイドロキノン配合の化粧品は、副作用や自身の皮膚の強度をしっかりと見極めた上で利用するようにしましょう。

4.化粧品選びで避けては通れない「アルコール」

化粧品成分としては「エタノール(エチルアルコール)」と表記されているアルコール。

皮脂汚れの清浄、殺菌、収れん(ひきしめ)効果のほか、肌に清涼感を与え、水と油を混ぜ合わせる機能があるので、多くの市販化粧品に配合されています。

化粧品としては大変メリットの多い成分なのですが、アルコールでかぶれたり、赤みがでてしまったりする場合もあります。

病院で注射する際、必ず「アルコール消毒していいですか?」を聞かれるくらいアレルギーの方も多いのです。

アレルギーでない健康な肌の場合はそれほど気にしなくても良い成分なのですが、肌が敏感になっている産後のママは肌荒れの原因の一つとして覚えておいて損はありません。

成分表示欄をみて、前方のほうに「エタノール」と書いてあるものは、アルコール配合量が多いものです。赤みが出る場合は使用を控えたほうが良いでしょう。

ちなみにアルコールフリーの化粧品に配合されている「メチルアルコール」「ステアリルアルコール」は「エタノール」とは別成分です。

すべてアルコール類ですが、化粧品の成分表示ルールでは別物のため「アルコールフリー(無配合)」と表示されます。

5.成分が不透明な「合成香料」

化粧品に香りをつけたり、原材料の匂いを消したりするために使われる香料は、複数の香料をまとめて「香料」と記載するケースと、全成分を名称で記載するケースがあります。

まとめて「香料」と記載されている場合、消費者は合成香料として該当の化粧品にどの成分がどれだけ入っているかを知ることはできません。

心地よい香りはリラックス効果もありますが、皮膚のバリア機能が低下している状態の敏感肌や乾燥肌のママは、肌の刺激となる可能性のる合成香料は避けるほうが良いでしょう。
 

産後の乾燥肌で避けるべき意外なNG成分まとめ

産後で肌が敏感になっているママは、特に成分には注意したいもの。

ただでさえ毎日忙しいのに、肌もヒリヒリ、なんて避けたいですよね。

刺激となる成分を配合されていない化粧品を選び、セラミドやヒアルロン酸が配合された自分に合った化粧品で、乾燥に負けない肌を目指してくださいね!

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