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ロクシタン VS パニエデサンス!シアバター入りハンドクリームを比べてみました

2017年2月5日

昨年末、いただきものの「ロクシタンのハンドクリーム(シア)」をやっと使い切ったので、年が明けてからは、BLOOM BOXの特別版「HAPPY BOX(2016冬)」に入っていた「パニエデサンスのハンドクリーム(アーモンド)」を使い始めました。

このハンドクリーム、銀色チューブのパッケージといい、シアバターが配合されているところといい、ロクシタンにちょっと雰囲気が似ているような……?

そんなわけでこの記事ではコスメ初心者の素朴な疑問。「シアバター配合のハンドクリーム、ロクシタンとパニエデサンスはどう違うのか?」。両方使ってみた私が比較検証してみました。 

ロクシタンとパニエデサンス

まずは、それぞれのブランドのプロフィールから比較してみましょう。

ロクシタンとは?

ロクシタン(L'Occitane)は、フランスに本社を置く化粧品のメーカーである。南フランスのプロヴァンス地方におけるライフスタイルを取り入れた自然派のコスメティックブランドとして、1976年にオリビエ・ボーサンによって創業された。その名はオクシタニア(Occitània)に由来する。

参照:wikipedia「ロクシタン」

と、いきなり紹介をWikipediaにまかせてしまいましたが、いいですよね。もう。 女子力が上がれば上がるほど認知度が上がる……もはや知らない人はいないであろうフランスのコスメブランドですね。

フランスのイメージにふさわしい、香り高いコスメを多数製造販売していますが、中でも有名なのが、シアバターを配合したハンドクリーム

話はそれますが、ロクシタンが日本に進出する以前から、海外旅行のおみやげの定番だったようで、一時期「若い女性にはコレ渡しときゃまちがいない!」みたいな風潮があったほどでした。

私も2006年ごろ、なぜかやたらとハンドクリームをおみやげにもらう時期がありましたが、当時はホント女子力ゼロどころか、マイナス査定だったので、全く有り難みを感じないという超残念な娘でした。

パニエデサンスとは?

香りの都グラースの調香師が奏でる良質な香りとフランス・地中海地方の伝統や生活にゆかりのある植物から抽出された成分。ナチュラルでシンプルなアイテムが紡ぎ出すうるおいヴェールは、感覚を呼び覚まし、プロバンス・コートダジュールの旅へといざないます。目を閉じて香りを胸いっぱいに吸い込めば、まるで自然の恵み豊かな南フランスの情景が浮かび上がるようです。
参照:GPP「パニエデサンス

一応、公式販売サイトと思しき「GPP」から引用したのですが……ブランド紹介文を読んでみても、意味がわからない。

仕方ないので別のサイトをいくつか見て、総合して察すると…… パニエデサンスはフランスの植物から抽出された成分を使用したブランド。一流の調香師が生み出す絶妙な香りが最大の武器のメイド・イン・フランスコスメ。

……ということなのですが、どこにも「フランスのブランド」とは書かれてないですね。

ブランド情報は、日本国内の香り系コスメを取り扱う「GPP(株式会社グローバルプロダクトプランニング)」のECサイト内にしか記載がありませんし、他に公式らしいページも見当たりません。 フランスのブランドだったら、フランス語のページとか出てくるかと思ったんですけど、よーくラベルを見たら……

パニエデサンスハンドクリーム

うん。 思いっきり「株式会社グローバルプロダクトプランニング」って書いてあるね!笑

ということは、フランスで作っている、日本の会社の商品ということで。 フランスのブランドじゃないってことだよね。パニエデサンスさん。

調べるまで、ずーっとフランスのブランドだと思ってた。 

ロクシタンとパニエデサンスのハンドクリームを比較してみた

パッケージ

パニエデサンスハンドクリーム
パニエデサンス
ロクシタンのハンドクリーム
ロクシタン

ロクシタンとパニエデサンスのハンドクリーム写真を並べてみました。

容量が異なるので比較するのもアレですが銀色のチューブってところと、真ん中のロゴ?が円デザインなのが似ているかな?

バリエーションと価格(コスパ)

一方、パニエデサンスは10mlのサンプル版。現品は30mlで974円なのでロクシタンより安いです。

香りは使用している「アーモンド」の他に、「ラベンダー」や「ローズ」など、全5種類でした。

価格だけでいうとパニエデサンスに軍配が上がりそうなのですが、 ロクシタンの30mlタイプは、ほぼ毎日欠かさず1cm程度使っても半年くらいは使い続けられました。

ロクシタン30mlを半年間使った場合のコスパ

1,200円÷182日・・・1日あたり約6.5円

 パニエデサンスはまだ使い切っていない上に、10mlなので比較しづらいですが、 仮に同じ30ml入りを使っていて、同じく半年もったとして計算すると……

パニエデサンス30mlを半年間使った場合のコスパ

974円÷182日・・・1日あたり約5.3円

……正直どっちでもそんなに変わらないんじゃないかと思う、私が雑なのでしょうか。 私はこれくらいしか金額が変わらないなら、品質と好みの香りで選びたいです。

成分

今回、ロクシタンとパニエデサンスを比較したのは雰囲気が似ていたのと、 両者とも「シアバター」が入っているという点で比較しがいがあるなーと思ったからです。

シアバターはアフリカ諸国に生息する「シアの木」の種子から採れる保湿力の高い植物性油脂のこと。

ステアリン酸、オレイン酸で、その他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。これらの脂肪酸は、人の皮脂と似た成分ですので、肌にとても馴染みやすく長時間、保湿が持続します。「ステアリン酸」は、非常に酸化しにくく、抗酸化作用があります。また、乾燥からしっかりと肌を守ってくれます。
参照:スキンケア大学「シアバターの正しい使い方と注意点

ということで、ハンドクリームやボディクリームに配合されています。

ロクシタンはパッケージにしっかりと書かれている通り、シアバターが20%配合されています。 成分表示を見てみてみると、水の次に「シア脂(シアバター)」が書かれています。

水、シア脂、グリセリン、ジメチコン、セテアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、アマ種子エキス、ハチミツエキス、アーモンド果実エキス、アルテア根エキス、ヤシ油、アブラナ種子ステロール、ローズマリー葉エキス、ヒマワリ種子油、キサンタンガム、香料、ポリアクリルアミド、ステアリン酸PEG-100、PG、(C13、14)イソパラフィン、セテアレス-33、変性アルコール、ラウレス-7、安息香酸、デヒドロ酢酸、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、ヒドロキシイソヘキシル-3-シクロヘキセンカルボキシアルデヒド、リナロール、シトロネロール、ブチルフェニルメチルプロピオナール、クマリン、α-イソメチルイオノン、ヘキシルシンナマル、リモネン、ゲラニオール

 
対するパニエデサンスの成分表示はこちら。

パニエデサンスハンドクリーム成分

ロクシタンと同じくシアバターが入っていますが、何%かは不明です。

パニエデサンスは水の次がグリセリンになっていることから、あくまでも予測ですが20%以下なのではないかなー……と思います。

シアバターが多くなると常温では固まってしまうため、両者の使用感から推測してもロクシタンよりシアバターが少ない感じがしました。 

ロクシタンとパニエデサンスの「使用感」を比較

ロクシタンの使用感

ロクシタンのシアハンドクリームを半年間使い続けていたのですが、 使い切った後に写真が残っていないことに気づきました……。(゚ー゚;Aアセアセ 何はともあれ、使用感。

テクスチャは、ちょっと硬め?……と思ったら、手に乗せると少しずつ溶けるような感じで柔らかくなり、 とても良く伸びるので、1回あたりの使用量は1cm程度で十分仕上がりはしっとりしつつも全くべとつかず、保湿力は夕方までキープされるので優秀です!

そして香り。 ロクシタンのシアは「甘めな香水」のような香りでした。 香りの強さも結構なもので「私ロクシタンのハンドクリーム使ってますーーー!」ってくらい主張します。笑 香りの持続力もかなりのもので、2〜3時間は平気でもちます。

ロクシタンのハンドクリームの人気の理由はこの香りにあるようですが、 私は正直あまり好きではありませんでした。

今更告白しますが、ロクシタンのこの甘い香りが実は苦手なので、「もったいない!」という気持ちだけで半年使い続けていました。 (゚ー゚;Aアセアセ ただ、使用感は本当に良かったので、この次はシア以外の香りをきちんと店頭で確認してから試したいです。

パニエデサンスの使用感

一方パニエデサンスのハンドクリーム(アーモンド)は、テクスチャがかなり柔らかめでした。

パニエデサンスハンドクリーム塗布直後

パニエデサンスハンドクリーム伸ばした

柔らかいのでツルツルと伸びます。仕上がりは、しっとりというよりもサラサラ! 1回あたりの使用量は1cm程度ですが、べたつかないので、塗った後すぐにパソコン仕事ができてよかった。

サラサラ系だと保湿力が心配になりますが、ロクシタンほどではないものの、市販の300円くらいのハンドクリームよりしっかり保湿してくれました。

ただ、シアバターが多いと、こんなにゆるくはならないと思うので、ロクシタンほど入っていないのかなーと思いました。

香りは「アーモンド」ということなのですが、フランスの調香師が配合しただけあって「華やかな香水」のような香り。

「アーモンドってこんな香りだったっけ?」と、思ったのですが、 フローラルで女性らしいのに、甘ったるくなくスッキリとしていて、ロクシタンのシアよりは好みでした。

ずっと何かの香りに似ている……と思ってたら、アットコスメに「まるで杏仁豆腐!」と書かれているのを見つけて、 「それだ!」って思ったのは私だけじゃないはず。

杏仁豆腐が好きな方にはおすすめです。 香りの持続力はかなりありますので、こちらも食事前には使えません。 

ロクシタンとパニエデサンスを比較してみた結果

長々と、4000文字もつかってロクシタンとパニエデサンスを比較してきましたが、 正直なところ「どちらも一長一短」で「甲乙つけがたい」です。

比較したのにそんなんかよ。って、ツッコミ待ちじゃないですよ。

ただ、成分や香りのバリエーション、そして使用感を考えると、やっぱりロクシタンをもう一度、気に入った香りで試してみたいというのが本音です。 価格は少し高いですが、1日あたりのコスパ換算すると、それほどでもないと感じたので、 今持っているハンドクリームを使い切ったら、ロクシタンで気に入った香りを探して、再トライしたいです。

ただし、ハンドクリーム今3つくらいお試し待ちなのでいつになるかはわかりません。 

ロクシタンのハンドクリームが最安で買えるおすすめの通販サイト

直営店だけでなく、全国の百貨店やバラエティショップでも取扱があるほど大人気のロクシタン。

ネットの通販サイトではAmazonや楽天市場などでも購入できますが、購入前にはかならずロクシタンのの公式サイトを確認してみましょう!

公式サイトではセールが開催されていたり、お得なコフレ(セット)が販売されていたりするので、開催しているので、時期によってはAmazonや楽天よりも安く購入できます。
 

まとめ

超長くなってしまったので、「ロクシタンとパニエデサンスのハンドクリーム比較」について、まとめます!

ロクシタンとパニエデサンスのハンドクリームの違いまとめ

  • 両者とも「メイド・イン・フランス」ではあるが、パニエデサンスは日本のメーカーによるブランド。
  • ロクシタンは1回あたりの使用量1cm程度、30mlだと1日1回使っても半年くらいもつ。1日あたり約6.5円。
  • ロクシタンは数え切れないほどのバリエーションがある。パニエデサンスは全5種類。
  • 両者ともシアバターが入っているが、ロクシタンは20%でパニエデサンスは不明。使用感、成分表示の順番から20%以下が予想される。
  • ロクシタンはテクスチャ硬め……と思ったら、温めるとすぐに柔らかくなる。伸びも良いので1回1cmくらいでOK
  • パニエデサンスは柔らかくてよく伸びるが、あまりに柔らかいのでシアが少ないのではないかと疑いたくなる
  • 保湿力はロクシタンに軍配。朝塗ると、夕方まで保湿してくれる
  • 香りは好みの問題。甘めが苦手な人はロクシタンでも別のものを試したほうが良い。

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